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真龍寺(しんりゅうじ)は、佐賀県神埼市神埼町志波屋にある曹洞宗の仏教寺院。佐賀藩主鍋島家、外戚石井家の一族横岳鍋島家(鍋島主水家)の菩提寺である。同家は、代々佐賀藩家老をつとめ、知行7,500石を領した。当寺の所在地は同家代々の知行地であった。 == 歴史 == 元来、横岳鍋島家の菩提寺は、初代当主鍋島(石井)茂里(藩祖鍋島直茂の婿養子)以来、佐賀市本庄町鹿子にある大宝山妙玉寺であった。第3代当主鍋島武興の没後、養子で第4代当主鍋島直朗(小城藩初代藩主鍋島元茂の子)が、養父の菩提を弔うため、当地に新たな菩提寺として開基したのが当寺の起源である。 初代茂里は、日蓮宗に帰依していたが、主家の鍋島家が曹洞宗に帰依していた関係から、茂里は生前、日蓮の禅天魔の逸話を挙げ、「殿様が禅宗に帰依して地獄に行くならば、我もそのお供をして地獄に行くのみ」と語ったとされ、禅宗である曹洞宗に改宗したといわれている。ただし、初代茂里・月窓院夫妻の墓所は、妙玉寺にある。同家の分家である石井織部家、石井伝兵衛家、石井清兵衛家も当寺を菩提寺とした。 以来、現在に至るまで、横岳鍋島家の菩提寺として続いている。近代に至って寺は荒廃したが、現住職家が再興した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真龍寺 (神埼市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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